オフグリッドシステム
オフグリッドとは
オフグリッドとは電力会社の送電、配電系統から独立した電源を持ち、構内電気設備に安定供給するシステムです。高い電源品質で常時無停電電源化することが可能で、長時間に渡る停電対策としても有効な技術です。主電源に太陽光発電を用いることで発電機の燃料切れや故障リスクの低減にも効果的です。
オフグリッドシステムとは
工業・公共用オフグリッドシステムとは、現在の電気設備、キュービクルの増設を行うことなく、既存設備で猛暑対策などにより増設したエアコンの消費電力をすべて太陽光発電で行う画期的な完全自家消費型太陽光発電システムのことで、電力基本料金を削減するとともに、温室効果ガス排出総量削減が可能な、持続可能性の高いシステムです。
改正省エネ法の施行により、平成27年度報告分(平成26年度実績分)から、新たに「電気需要平準化評価原単位」が策定されました。自家消費型太陽光発電システムは、この電気需要平準化時間帯に発電するシステムであることから、今後、改正省エネ法における「電気需要平準化評価原単位」の低減に大きく寄与することが期待できます。
本システムは「生産性向上特別措置法」対象のシステムです。
中小企業等経営強化法に基づく税制措置として、法人税について即時償却または取得価額の10%の税額控除が選択適用できます。(個人事業主の場合は所得税)
税制措置・金融支援 活 用 の 手 引 き - 中小企業庁
http://www.chusho.meti.go.jp/keiei/kyoka/2018/180406zeiseikinyu.pdf
経済産業省「生産性向上特別措置法」が施行されました
http://www.meti.go.jp/press/2018/06/20180606001/20180606001.html
税効果
本システムは2018年6月に施行された「生産性向上特別措置法」税制支援対象のシステムです。
政策や地政学的
リスク回避に
長時間停電対策に有効な常用無停電電源として。非常時のみならず平時も高品質な電源安定供給。原油価格高騰や再生可能エネルギー発電促進賦課金などによる電力コスト上昇リスクに効果的です。
BCP対応に
災害時や緊急時にも安定した電力を供給するため、事業継続性の確保が期待でき、持続可能な企業のエネルギー調達計画に貢献します。
省エネ法対策に
発電した電気をそのまま自社で活用することで、一次エネルギー量とCO2排出量を削減します。
オフグリッドシステムによる電力料金削減効果
電気料金の仕組みと削減項目
工業・公共用オフグリッドシステム概要図
導入の流れ
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①PLAN
負荷調査、電気設備図面作成
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②Do
設備調査
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③Check
スマートメーターによる計測
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④Action
オフグリッドシステム導入
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CSR・BCPの
実現