防災システムのサーバーやPCの瞬停対策、長時間バックアップ電源として
可搬型無停電電源装置とは
可搬型無停電電源装置、可搬型UPS(Portable Uninterruptible Power System)とは、停電や瞬時電圧低下など、商用電源における電源障害が発生した場合にも、無瞬停で通信設備や計測装置に安定した電力を供給し続ける電源装置です。
可搬型UPSポータブルパワーHPPHBB0101は陸、海、空での輸送が可能な認証を取得した、可搬型UPSです。
可搬型無停電電源装置とは
可搬型無停電電源装置、可搬型UPS(Portable Uninterruptible Power System)とは、停電や瞬時電圧低下など、商用電源における電源障害が発生した場合にも、無瞬停で通信設備や計測装置に安定した電力を供給し続ける電源装置です。
可搬型UPSポータブルパワーHPPHBB0101は陸、海、空での輸送が可能な認証を取得した、可搬型UPSです。
可搬型UPSポータブルパワー、HPPHBB0101は公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和4年版、
第2節 交流無停電電源装置(UPS)要求仕様における停電切替時間「0.1msec以内」「1/4サイクル以内」のいづれも満たす製品です。
参照→公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)令和4年版
https://www.mlit.go.jp/gobuild/gobuild_tk4_000017.html
公共建築工事標準仕様書(電気設備工事編)では切替時間「1/4サイクル以内」、交流電源の周波数が50Hzの場合は5ミリ秒以内、
60Hzの場合は約4.17ミリ秒以内で電源を切り替える無停電電源装置の性能を要求しています。
また、常時インバータ給電方式の定格及び特性としての電源切替時間は0.1ms以内と定義されており、可搬型UPSパーソナルエナジーポータブルパワーは可搬型無停電電源装置として、この定格を満たす性能も有しております。
可搬型UPSパーソナルエナジーポータブルパワー、HPP-2000、バッテリーバンクHBB-1000に内蔵されるバッテリーにはAGM(アブソード・グラスマット)バッテリーを採用しています。
以下はバッテリーの安全に関する主な認証、認定です。
1、ISO9001, 14001, 45001認証取得。
2、UL1989(ファイル番号MH14533)UL認定部品。
3、IATA/ICAO 航空輸送に関する特別規定A67に適合。
(危険な熱を発生させるおそれのある電池のうち、当該電池の電解液が55℃においてケースの亀裂等により漏えいしないものであり、かつ、当該電解液が遊離した又は吸収されない液体を含まないものであつて、短絡若しくは不測の作動を防止する措置がとられているもの又は当該電池を動力とする装置、機器及び車両は輸送禁止物件に含まれないものとする。)
4、欧州航空安全機関 MG改正27により、水上輸送の非危険物として分類。
5、陸上輸送において、アメリカ交通省(Department of Transportation)により「ドライチャージ」49 CFR 171-189として認定。
可搬型UPSとはその名前が示す通り、持ち運びできる、携帯できる、ことが最大の特徴ですから、特に災害時や停電時では、いつでも、どこでも、「安全」に電源確保できることを目的としています。
AGMは非常に低い電気抵抗となっており、効率よく電力を供給し、他のタイプのバッテリーと比較しても驚異的なライフサイクルで、元々は航空用途に開発された、軍用のバッテリーとしても多く採用されている方式です。
バッテリー単体の期待寿命は10~12年で設計されています。
AGM は既存のバッテリーに対して、安全性、効率、そして耐久性を向上する目的で設計されています。
そしてAGMバッテリーは完全なリサイクルが可能です。
特に災害時においては、負荷の電気機器を選ばず、高出力を安定して出力することが求められます。
使用中に充電残量が少なくなった場合を想定して、バッテリーバンクHBB-1000は電源を投入したままバッテリー交換(活線挿抜/活線交換/ホットスワップ)が可能であり、最大49台の接続をサポートしています。
もちろん、この電源交換の間も無瞬停で高出力は維持されますので可搬型、大容量UPSとして使用継続することが可能です。
可搬型UPSポータブルパワーHPPHBB0101の電源切替時間が「無瞬停」=ゼロ秒であることは製品の大きな特徴です。
ユーザーから見てシステムが停止せずに使えることを高可用性と言いますが、これを実現するためには、信頼性の高いハードウエアを使い、耐障害性を高めたソフトウエアによる制御をされた電源であることが重要です。
万が一の場合も平常時と変わらぬ電力供給が可能なパーソナルエナジーポータブルパワーは正弦波「無瞬停」で電源切り替え可能。
コンセントと同じ感覚で使えるオフグリッド電源です。※オフグリッドは慧通信技術工業の登録商標です
【導入事例・技術情報バックナンバー】
https://www.ieee802.co.jp/whitepaper