合理の累積

よみ:ごうりのるいせき

社会学者のマックス・ヴェーバーは、近代社会において「形式合理性」が高度化・累積していくことで、資源配分の不平等が拡大する傾向があると指摘しました。これは、個人の合理的な行動が集積した結果、社会全体としては非合理的な結果(格差や貧困)を生み出す可能性を示唆しています。個人の合理的な行動が集積して強固なシステム(官僚制や市場経済のルール)を作り上げると、今度はそのシステム自体が個人を縛り付けるようになります。ヴェーバーはこれを「鉄の檻(stahlhartes Gehäuse)」と呼びました。

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